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第1章 太陽光発電を12年使って感じた「これから」の不安と期待
    はじめまして。この記事を書いているのは、愛知県内で太陽光発電を導入してから12年以上が経つ、4人家族の父親です。
    我が家では 長州産業のHITパネル(4.6kW) を2012年に設置し、今も毎日、太陽のエネルギーで電気を生み出しています。
  
    10年以上が過ぎ、最近では「太陽光はいつまで使えるの?」「売電が減ったらどうしたらいい?」という悩みを感じるようになりました。
    また、2021年には パナソニック製エネファーム を導入し、家庭で発電した電気をできるだけ自家消費する暮らしに切り替えています。
  
    家族は社会人になった長男と、大学生の娘、そして妻の4人。
    子どもたちが小学生のころから使ってきた太陽光発電も、今では「家族の歴史の一部」となりました。
  
    そして近年、私たち家族に新しいテーマが浮かび上がってきました。
    それは――「太陽光の次の一手」 です。
  
    蓄電池を導入するべきなのか。プラグインハイブリッドカーや電気自動車を取り入れるべきなのか。
    FIT制度の売電単価が下がった今、どんな選択が正解なのか。
  
    本コラムでは、同じように「太陽光を10年以上使い続けてきた方」に向けて、私の実体験と最新の情報を交えながら、
    これからの家庭エネルギーのあり方をわかりやすくお伝えしていきます。
  
この章でわかること
- 太陽光発電を12年使って感じたリアルな変化
- 家族のライフステージ変化と電気の使い方の変化
- これから太陽光ユーザーが抱える「3つの悩み」
第2章 12年を迎えた太陽光発電の現状とこれから
    我が家の太陽光発電(長州産業 HITパネル 4.6kW)は、導入から12年が経過しました。
    毎月の発電量をデータとして振り返ってみると、季節による発電量の違いがはっきりと見えてきます。
  
| 月 | 発電量(kWh) | 
|---|---|
| 1月 | 367.4 | 
| 2月 | 411.6 | 
| 3月 | 452.8 | 
| 4月 | 560.6 | 
| 5月 | 480.5 | 
| 6月 | 412.5 | 
| 7月 | 436.8 | 
| 8月 | 426.9 | 
| 9月 | 367.9 | 
| 10月 | 362.1 | 
| 11月 | 340.4 | 
| 12月 | 328.8 | 
    年間合計は 4,949.3kWh。導入当初と比べるとわずかに発電量の低下を感じますが、10年以上経過しても十分に安定した出力を維持しています。
    一般的に太陽光パネルは年0.3〜0.5%ほどの劣化といわれますが、このデータから見ても「優秀なパネル性能」といえるでしょう。
  
売電単価の変化とFIT終了後の実感
    我が家では 東邦ガス へ売電を行っています。
    FIT(固定価格買取制度)の10年間は1kWhあたり42円で売電していましたが、制度終了後の現在は 9.5円/kWh にまで下がっています。
  
    売電価格が大きく下がった一方で、電気料金は年々上昇。特に夏や冬の冷暖房シーズンでは「売るよりも使う」方が得に感じる場面も増えてきました。
    つまり、今後は「できるだけ発電した電気を自家消費する」という方向へ、家庭のエネルギー戦略を見直す時期に来ているのです。
  
パワーコンディショナ寿命と交換時期
    太陽光発電の心臓部ともいえる「パワーコンディショナ(通称パワコン)」は、一般的に 10〜15年 が交換の目安といわれています。
    我が家ではまだ一度も交換していませんが、稼働音や表示パネルのちらつきなどが起き始めたら、点検・交換を検討するサインです。
  
    パワコンの交換費用はメーカーや機種によって異なりますが、おおよそ 15〜25万円 程度が相場です。
    今後、蓄電池を導入する場合は「ハイブリッド型パワコン」に交換しておくことで、太陽光と蓄電池の両方を1台で制御でき、費用対効果が高まります。
  
12年経過ユーザーが抱えやすい3つの悩み
- 売電単価が9.5円まで下がり、「売るより使う」意識が高まっている
- パワコンの寿命・交換費用をどう考えるか迷っている
- 蓄電池や電気自動車との連携に興味が出てきた
    太陽光発電の「次のステージ」は、単に発電するだけではなく、「つくって・ためて・使う」 というエネルギー自立型の生活へ。
    次章では、太陽光を長く使うためのメンテナンスと交換判断について、我が家の実例を交えて紹介します。
  
第3章 太陽光発電を長く使い続けるために本当に必要なこと
    結論から言うと、我が家の太陽光発電は「ほぼノーメンテナンス」で12年以上動き続けています。
    定期点検は基本的に受けていませんし、屋根にのぼって清掃したこともありません。
    屋根材は瓦ですので、勾配もあり、素人が安易に上がるのはむしろ危険だと判断しています。
  
    それでも実際、毎月これだけの発電量(4.6kWシステムで年間4,900kWh前後)が出ており、致命的なトラブルは今まで一度もありません。
    パネルの割れや明らかな劣化、警告ランプ、パワーコンディショナのエラーなども経験していません。
  
よく聞かれる質問①
「太陽光って何年もつの? うちはまだ使えるの?」
      一般的に太陽光パネルの寿命は20〜30年、パワーコンディショナ(パワコン)は10〜15年と言われています。
      我が家の場合、パネル自体はまだまだ現役という感覚ですが、パワコンはそろそろ交換タイミングを意識しはじめています。
    
そろそろ意識したい「交換時期のサイン」
    太陽光は、ある日いきなり全部止まるというよりも、ゆっくり「効率が落ちる」「一部の系統だけ調子が悪い」といった変化から始まるケースが多いと言われます。
    下記は、12年を過ぎた家庭がチェックしておくべきポイントです。
  
- パワーコンディショナの表示画面にエラーコードが出る/点滅が増える
- 夏場の晴天でも、例年より明らかに日中の発電量が低い
- 屋内の機器から聞こえる動作音(ファンの音など)が以前より大きい
- 売電量の明細が前年より不自然に下がっている(月間で20〜30%下振れなど)
    我が家はまだこのような兆候は出ていませんが、「パワコンはそろそろ10年以上。次に壊れるとしたらここだろうな」 という意識は正直あります。
    つまり、備えるなら今です。
  
パワーコンディショナを単体で交換するか? 蓄電池とセットにするか?
    パワーコンディショナは交換だけで15〜25万円くらいが目安と言われています。
    ただし、いま多くの家庭が気にしているのはここです。
  
「パワコン交換のタイミング=蓄電池導入のタイミングなの?」
      これは本当に多い相談です。
      太陽光だけのパワコンを更新するよりも、将来的に蓄電池を使う前提のハイブリッド型パワコンにしておけば、
      あとから蓄電池を増設しやすい・配線工事が少ない・停電時に家全体へ電気を回しやすいというメリットがあります。
    
    特に、売電価格が9.5円/kWhまで下がっている今、「売るよりためて使う」のほうが電気代対策としては合理的になってきました。
    つまり、パワコン交換を『きっかけ』に、自宅のエネルギーの形を2020年代仕様にアップデートするイメージです。
  
掃除・点検はどこまで必要? 正直ベースで話します
    インターネット上では「パネルは定期的に洗浄しましょう」「定期点検が必須です」という情報も目にしますが、
    我が家の現実は「屋根(瓦)に取り付けて以来、一度も洗っていない」「業者の年次点検も受けていない」です。
  
    それでも、春〜夏のピーク時には月500kWh台(4月560.6kWh、5月480.5kWh)と、十分な発電量が出ています。
    これは、ふだんの雨がある程度の汚れを自然に流してくれていること、そして瓦屋根でパネルの角度がしっかり確保できていることも関係していると考えています。
  
    もちろん、落ち葉や鳥の巣、雪害などは地域・屋根形状によって全く違うので、「まったく点検しなくていい」という意味ではありません。
    ただ現実として、12年無点検でも壊れなかった家がある のも事実であり、そこはこれから導入する方・すでに10年経過した方に安心材料になると思います。
  
停電時の安心感は本当にある?
      我が家も停電の経験はありますが、すぐに復帰しました。
      実はここがポイントで、「停電が長引いたとき、家はどうなる?」という不安は年々大きくなっています。
      災害時、もし数時間〜半日レベルで停電が続いた場合、太陽光と蓄電池がある家は、冷蔵庫・照明・スマホ充電が確保できるという現実的な強さがあります。
    
    現時点では、我が家にはまだ家庭用蓄電池は導入していません。
    しかしエネルギーを「売る時代」から「ためて備える時代」に変わっていく中で、
    停電リスク・電気代高騰・そしてEV(電気自動車)との連携を考えると、蓄電池は“保険+投資”の考え方に近いと感じています。
  
まとめ:太陽光を長く使うコツは「壊れる前に次のプランを決めておく」
    太陽光発電を10年、12年と使い続けていくと、どうしても「いつ終わるの?」という不安は出ます。
    しかし実際には、パネルは20年以上使えると言われており、今すぐ全部がダメになるわけではありません。
  
    むしろ重要なのは、パワーコンディショナが寿命を迎える前に、次の選択肢を決めておくことです。
    ・単純にパワコンだけ交換して今まで通り売電中心にするのか?
    ・蓄電池とセットで「自家消費型」に切り替えるのか?
    ・いずれEV(プラグインハイブリッド車や電気自動車)を導入して「家とクルマをつなぐ家」にするのか?
  
    この判断を後回しにすると、「急に壊れたから、急いで高いものを買う」という流れになりがちです。
    逆にいえば、いまのうちから家計・停電対策・ライフスタイルまで含めて準備しておけば、設備更新は“出費”ではなく“家のアップグレード”になります。
  
    次の第4章では、いよいよ多くの人が気にしている
    「太陽光×蓄電池×プラグインハイブリッド/電気自動車」
    この組み合わせで何ができるのか、リアルに解説します。
  
  なお、上記の月別データはあくまで「売電量」であり、実際の発電総量(自家消費分+売電分)はこの数値よりさらに多くなります。
  近年ではエネファームの併用や電気自動車・家電の高効率化により、日中の自家消費量が増えており、正確な発電量をモニターで確認する習慣が少なくなっているのが現実です。
  それでも体感として、晴天時にはしっかり発電し、家中の電気をまかなっている感覚があります。
第4章 太陽光×蓄電池×PHEVで変わる「家と車の関係」
    我が家には現在、トヨタ・プリウス、軽自動車、ワンボックス、コンパクトカーの4台があります。
    いま検討しているのが、プリウスの後継として プラグインハイブリッド車(PHEV) に切り替えることです。
  
    充電設備はまだ設置していませんが、東邦ガスの深夜帯電力契約(夜間の電気料金が安いプラン)を利用しているため、いつでもPHEV導入に踏み切れる準備はできています。
    将来的にはV2H(Vehicle to Home)ではなく、急速充電スタンド型での運用を想定しています。
  
太陽光とPHEVの相性は抜群
    太陽光発電で作った電気を、昼間は家で使い、夜は車で活かす。
    この考え方が、今後の「家庭エネルギーの新しい常識」になると感じています。
  
    例えば、PHEVはおおよそ 1回の満充電で40〜60km 走ることができます。
    通勤・買い物・送迎など、日常の大半を“電気だけ”でこなすことが可能です。
    これに太陽光が組み合わされば、昼間に作った電気を夜のドライブで使うという「エネルギーの循環」が実現します。
  
PHEVと太陽光の組み合わせメリット
- 昼間に発電 → 夜に車へ充電(無駄のない自家消費)
- 燃料代の削減(ガソリン使用を最小限に)
- 停電時にも車のバッテリーを非常用電源として活用可能
- 環境負荷の低減とCO₂削減効果
蓄電池とPHEV、どちらを先に導入するか?
    多くの方が悩むポイントです。
    私自身も「先に蓄電池を導入するか、それともPHEVを先に買うか」で迷いました。
    結論から言うと、家庭のライフスタイル次第です。
  
    たとえば、共働きで日中に家を空ける家庭なら、発電した電気の多くが余ります。
    その場合は、蓄電池や車への充電にまわすことで、売電より高い価値を生み出せます。
    逆に、在宅時間が長く日中も電気を使う家庭は、蓄電池よりもPHEVの導入を先に考えても良いと思います。
  
東邦ガスの深夜電力プランとPHEVの相性
    東邦ガスの電力プランでは、夜間(23時〜翌7時など)に電気料金が安く設定されています。
    この時間帯にPHEVを充電すれば、電気代を抑えながら毎日フル充電が可能です。
    さらに、太陽光の余剰電力で昼間にも軽く充電できれば、エネルギーコストをほぼゼロに近づけることができます。
  
    「太陽光+エネファーム+PHEV」という組み合わせは、
    実は“究極の分散型エネルギーモデル”といっても過言ではありません。
    家の中で電気を「つくる」「ためる」「使う」「動かす」までを完結できるのです。
  
未来の選択肢:V2Hよりも「効率重視」の急速充電
    私自身は、PHEVを導入する際もV2H(クルマから家へ電気を供給する仕組み)よりも、急速充電スタンドを重視しています。
    その理由はシンプルで、「車は車としての使いやすさを優先したい」からです。
  
    V2Hは非常に魅力的な技術ですが、現状では設備費が高く、設置スペースや配線の条件も限られます。
    それに比べ、急速充電はシンプルでスピーディ。
    もし将来的に電気自動車(EV)に乗り換えた場合でも、既存の急速充電環境をそのまま活かせるという柔軟性があります。
  
我が家の「次の一手」構想
- プリウスを次期PHEVモデルへ更新
- 深夜電力を活用した家庭内充電体制を整備
- 蓄電池導入を同時期に検討し「昼発電・夜充電」を最適化
- 急速充電設備を整え、将来的なEV化にも対応
    家の電気と車の電気がつながる時代。
    それは単なる技術革新ではなく、「エネルギーを自分でコントロールする自由」でもあります。
    次章では、そんな「家庭エネルギーの未来」に欠かせない存在——蓄電池について、選び方・容量・補助金まで詳しく紹介していきます。
  
第5章 蓄電池導入の最適タイミングと選び方
    太陽光発電を12年以上使ってきた今、「次は蓄電池かもしれない」と感じています。
    売電価格が9.5円/kWhまで下がった今、発電した電気をそのまま家で使うほうが経済的だからです。
  
    我が家では、ハイブリッド車2台とガソリン車2台を所有しており、ガソリン代は月あたりおよそ合計35,000円。
    家計を見直すとき、この「ガソリン代」と「光熱費」は本来ひとつの“エネルギー支出”として考えるべきだと思うようになりました。
  
「つくる・ためる・使う」で家計全体を見直す
    これまでの私たちの生活は、「つくる(太陽光)」→「売る(売電)」が中心でした。
    しかし、電気代上昇・売電単価下落・ガソリン価格高騰という三重苦の中で、次のステージは明確です。
  
これからの家庭エネルギーモデル
- つくる: 太陽光発電で家のエネルギーを生み出す
- ためる: 蓄電池に貯めて夜間や停電時に活用する
- 使う: 家だけでなくPHEV・家電へ効率よく電力を供給
    つまり、これからの蓄電池は「停電対策のため」ではなく、「家庭全体のエネルギー最適化」のために導入する時代です。
    太陽光の電力を変換ロスなく充電できるシステムこそ、最も効率の良い投資になります。
  
蓄電池選びの3つのポイント
- ① 太陽光発電と“同一DC回路”でつながるタイプを選ぶ
 直流(DC)電流のまま充電できる蓄電池は、変換ロスが少なく、効率95%以上を実現できます。
 一般的なAC変換式よりも電力のロスが少ないため、電気代削減効果が大きくなります。
- ② 屋外設置対応モデルを選ぶ
 我が家のように屋外スペースが確保できる場合は、屋外設置型のほうがメンテナンス性が高く、屋内スペースも確保できます。
 夏場の直射日光を避ける設置工夫や、冬場の凍結対策をすれば、長期耐久も十分可能です。
- ③ 家全体に給電できるハイブリッド型パワコン
 太陽光と蓄電池を1台で制御できるハイブリッド型パワコンなら、導入コストを下げつつ、停電時にも家全体へ電気を供給できます。
 将来的にPHEV充電を併用する場合も、このタイプが最も柔軟に対応できます。
月35,000円のガソリン代を“電気に置き換える”という考え方
    1台あたり月15,000〜20,000円のガソリン代を支払う現状を見直すと、
    もしその一部を自家発電の電気でまかなえたら、年間で数万円〜十万円単位の節約につながります。
  
    たとえばPHEVを1台導入し、太陽光で昼間に充電すれば「燃料費ゼロ通勤」も現実的。
    蓄電池で夜間電力を使えば、東邦ガスの深夜電力と合わせてエネルギーコストを半減できる可能性があります。
  
家庭のエネルギーを“トータル”で考える時代
- ガソリン代も光熱費も「家庭全体のエネルギーコスト」として統合管理
- 蓄電池で「太陽光の電気」を無駄なく貯めることで実質燃料費削減
- PHEV導入と同時に蓄電池を連携させると、経済効果が最大化
蓄電池導入タイミングは「パワコン更新」か「車の買い替え」と同時がベスト
    太陽光のパワーコンディショナは10〜15年が寿命。
    その更新時期と蓄電池導入を同時に行うことで、工事費をまとめて抑えることができます。
    また、PHEVを導入する際に家庭内配線や充電回路を整備するタイミングで、蓄電池回路を同時設置すると効率的です。
  
一度に費用はかかりますが、「発電・充電・消費」を一元化できる環境を整えれば、電気代・燃料代・停電リスクをトータルでカバーできます。
まとめ:家の電気と車のエネルギーを“つなぐ”のが次の時代
    これからは、太陽光発電を「売るための設備」ではなく、「暮らしの電源」としてどう活かすかがポイントです。
    屋外スペースを活かした高効率蓄電池と、ロスの少ない直流連携システムを選ぶことで、家庭のエネルギー自立化が現実になります。
  
    そして、ガソリン代・電気代・給湯・暖房すべてを含めて最適化すれば、1年単位で数十万円規模のコスト削減も夢ではありません。
    次章では、そんな「自給自足型の家庭エネルギー」を実現する未来像と、家族の安心につながる考え方をまとめます。
  
第6章 これからの家庭エネルギーと暮らしの未来
最後に、これまでの太陽光・エネファーム・PHEV検討を通して、感じていることを正直に書いてみたいと思います。
補助金の格差に感じる地域差と現実
    東京都と比べてはいけませんが、正直なところ「地域による補助金格差」は感じています。
    同じ愛知県内でも、市町村によって助成額が大きく異なり、小牧市は比較的恵まれた補助額であると思います。
    それでも全国的に見ると、東京・神奈川・大阪などの都市部に比べて、まだ情報発信や手続き支援の面では差があります。
  
    補助金はあくまで「後押し」ではありますが、環境配慮型の設備を導入する人を増やすための大切な仕組みです。
    もしPHEVにも十分な補助が出れば、私は間違いなく導入を決めると思います。
    それほど、日々の暮らしの中で感じる「電気・ガス・燃料」の重みが大きくなっているのです。
  
エネルギー投資の最後は「感情」で決める
    私はこれまで、太陽光発電もエネファームも、数字だけを見て導入を決めたわけではありません。
    どちらも「なんとなく、これが良いと思えた」瞬間がありました。
    そして、その直感は間違っていなかったと今でも思います。
  
    補助金や制度の差は確かに存在します。
    しかし最終的に「買う・導入する」と決めるとき、私にとって一番大切なのは、
    その設備を見たとき・触れたとき・使ったときに“エモーショナルを感じるかどうか”です。
  
    たとえば、発電モニターの数字が上がる瞬間、エネファームの稼働音、屋根の上で光るパネル——
    それらを見て「今日も動いてるな」と感じる小さな喜び。
    その積み重ねが、家庭のエネルギーへの愛着を育てている気がします。
  
小牧市からはじまる、身近なエネルギーの未来
    小牧市のような地域で、家庭単位のエネルギー最適化が進めば、地域全体の防災力・自給率も確実に上がります。
    たとえば停電が起きても、太陽光と蓄電池のある家が街に点在していれば、
    それは“分散型の小さな発電所”として地域の安全を支えることになります。
  
    家単位での投資が、やがて地域の安心へ。
    個人の選択が、結果的にまち全体を強くする。
    そう考えると、太陽光やPHEVへの投資は、ただの「機器購入」ではなく、地域未来への参加だと感じます。
  
未来の家に求められる3つの要素
- 環境にやさしい再生エネルギーを中心にした暮らし
- 停電や災害にも強い分散型エネルギーの仕組み
- 持続可能かつ感情的に満足できるデザインと体験
    技術がどれだけ進化しても、最後に心を動かすのは「感情」です。
    光るパネルを見上げて誇らしく思えること。
    家族が安心して暮らせること。
    その“実感”こそが、私にとって一番のエネルギーなのだと思います。
  
    これからも、太陽光・エネファーム・PHEV・蓄電池がつながる家で、
    家族とともに小さな「エネルギーの物語」を続けていきたいと思います。
  
    執筆者:太陽光歴12年・パナソニックエネファームユーザー
    愛知県小牧市在住 4人家族の父より
  

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